狼はブラックコーヒーが好き

ブラックコーヒーみたいなブログ…かな? たまには砂糖やミルク、入れることもあるかも        
『荒野の1ドル銀貨』やられ役への憧れ
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    風邪もだいぶよくなった。やっぱり鳥取行きを中止して大正解。おかげでなぁ〜んも考えずゆっくりできるというノープレッシャーな数日を送れるというのがいいのかも。

     


    前の記事ではテレビで映画『蒲田行進曲」を見たことを書いたが、それが呼び水にでもなったか、昨日今日はやけに映画が見たくなり、昔テレビから撮り溜めた数百本の映画の中からジュリアーノ・ジェンマ作品を引っぱり出して来て見ていた。

     

    ジェンマのマカロニ・ウエスタンは、オレが「アクションやりてぇ〜〜!」と思ったきっかけになったものと言っていい。

     

    ちなみに「ウエスタン」とは「西部劇」のことで、言わば「アメリカの時代劇」。西部開拓時代のアメリカ社会をおもに描いているアメリカ製のそれに対して、同じくアメリカを舞台にしているものの、個人的な復讐劇でアクションのおもしろさなどを前面に出しているイタリア製であるものが「マカロニ・ウエスタン」と呼ばれている。

     

    さらにちなむと、それは本国イタリアなどではそもそも「スパゲッティー・ウエスタン」と呼んでいたそうな。しかしそれでは何となく弱っちい感じがするからと、あの淀川長治さんが日本では「スパゲッティー」を「マカロニ」に変えて呼ぶことにしたそうだ。たしかにそのほうがいいね。オレは「スパゲッティー・・・・・」と言われるとどうしてもスパゲッティーを想像してしまいウエスタンに繋がって行かないが、「マカロニ・・・・・」は何故かマカロニを連想することはなく、素直に受け入れられる。

     

    で、見たのが…ジュリアーノ・ジェンマがまだ「モンゴメリー・クリフト」という名前でやっていたマカロニ・ウエスタン主演1作めの『夕陽の用心棒』(1965)と2作めの『荒野の1ドル銀貨』(1966)。

     


     


    オレはこの『荒野の1ドル銀貨』が大好きなのだが、これを一番最初に見たのは、オレのメモによると…1973年5月11日。関西テレビの「ゴールデン洋画劇場」…らしい。つまり十代半ば頃。あの哀愁を帯びた口笛とトランペット曲のBGMやジェンマのアクション&ガンプレイ、悪党どもの殺られアクションなどに完全に魅せられちゃったよ。

     

    それで、楽譜はないけどその曲をトランペットで遊びで練習したし、ガンプレイはやらなかったけど、高い所から撃たれて落ちるのや殴られて吹っ飛んだりする真似事をしょっちゅうやっていた。日本の時代劇も好きで、流れ流れて東映京都撮影所でスタントマンの宍戸大全師匠に巡り会った時はとてもうれしかった。じっさいに屋根から落ちたり、拳銃で撃たれて吹っ飛んだり、橋の上から川に落ちたり、刀で斬られまくったり出来たからねー。

     

    ジェンマはほとんどスタントマンを使わず、アクションは自分でやっていたが、彼の映画を見て「彼のようになりたい」と憧れる気持よりも「やられる側になりたい」気持のほうが強かった気がする。

     

    日本では千葉真一さんやその愛弟子とも言える真田広之クン(申しわけない。どうしても当時の感覚が蘇って、ここでだけは「クン」付けで呼ばせて)など、すべて自分でアクションをするスターさんがいて、京都では我々宍戸グループ(現・森山陽介アクションチーム)も彼らのJAC(ジャパン・アクション・クラブ)と一緒に仕事をさせていただいたこともあった。きついこともあったが、とても楽しかった。

     

    大全師匠の著書によると、マカロニ・ウエスタン全盛期には、ガンマンが日本にやって来て侍や悪者どもを相手に拳銃で戦うという日伊合作の『旅人』なる映画が東映で作られたそうだが、師匠の本にはその詳細は載っておらず、またちょっと調べてもみたが何の情報も得られず、その作品に関しては何もわからない。



    これがその一場面。大屋根の上で対峙しているところらしいが、右側の大全師匠は

    わかるけど、左にいる主役のガンマンは後ろ向きだし暗いし、何が何だかさっぱり…

     


    以前このブログにも書いたが、ジュリアーノ・ジェンマは、2013年10月1日、自動車事故でこの世を去った。(そういえばオレの好きなもう一人の俳優ジェームズ・ディーンも自動車事故でだったなー)

     

    ジェンマのマカロニ・ウエスタン、多分20本近くビデオに撮ってあると思う。追悼の意味も込めて、またあの頃のオレの、何と言うか…「ああ、こういうことやりたい」…みたいな情熱と言うかエナジーと言うか、そういうものを思い起こしてみるためにも時々見てみたいと思う。

     

     

     

    JUGEMテーマ:芸能人のあんな話こんな話

    | 映画・ドラマ | 19:26 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
    やっぱ映画っていいね
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      風邪の症状が重くなってやっぱり鳥取行きは中止。もうこの際4日までの休みはなぁ〜んもしないで養生するつもり。2017年の第一日めは寝たり起きたりグッタリしてた。

       

      おっと、いけね。

       

       新年あけましておめでとうございます。
          今年もどうぞよろしくお願いします。

       

      新年のあいさつも忘れるほど正月らしくない過ごし方してたから…。

       

      ンで起きた時、ちょうどテレビで、あれはtvkか、懐かしい映画「蒲田行進曲」をやっていたので思わず見てしまった。

       

      1982年、つかこうへい原作の戯曲を深作欣二が監督、風間杜夫・平田満・松坂慶子らが主演で映画化されたもので、映画スターと大部屋俳優、そして落ち目の有名女優が織りなすドラマが、映画の撮影所を舞台に展開される。オレも何度か見ているのだが、

       

      「いやぁ〜、映画ってほんっとにいいものですね」と、今は亡きある映画評論家さんの言葉が蘇って来る。つかこうへいの発想が破天荒と言えるのだろうが、あんな現実にはちょっと有り得ない内容にもかかわらず、観客はどんどんその世界に引き込まれ、そして思わず涙してしまう。

       

      映画ってね、ウソってわかっててもその時間だけ人々を信じ込ませ、魅了し、いろんな感情を発散させスッキリさせてくれるクスリのような、あるいは魔法のようなものなんだよね。またオレにとっては生き方を教えてくれた先生のようなものでもあった。

       

      オレが子供の頃、親父が滋賀の彦根という街で映画館をやっていたこともあって、少年時代にはしょっちゅう彦根の他の映画館にも出入りし、テレビでは「◯◯洋画劇場」「△△映画劇場」などの番組をどっかの局で毎日のように放映していたので、当時は年間300本くらい見ており、そのほとんどをノートに記録していた。ちょっとしたあらすじや感想も書いてあり、当時どんな映画を見てどんな感想を持ったか今でもわかるが、読むと自分でも意外と恥ずかしい。

       

      「蒲田行進曲」が制作された1982年、オレは一体どこにいて何をしていたのだろう…と、当時の手帳を引っぱり出してみたら、オレはすでに上京して通っていた演技スタジオをやめる年だった。それからいろいろな劇団と関わってしばらくの間舞台活動をし、やがてCMのナレーションの仕事に携わって行くわけだが、

       

      上京するその前に、じつはオレはまさに「蒲田行進曲」の世界にいたと言える。京都の東映撮影所でスタントマンのグループに入り、また大部屋の俳優としておもに斬られ役などをやっていた。つまり演技の勉強をする前にそういった現場に出させてもらっていたわけだ。現場で勉強してたと言ってもいいか…。

       

      その経験から言うと「蒲田行進曲」の大部屋俳優ヤス(平田満)のやっていることは基本的には同じで「うんうん、あるある」「わかるわかる」ということもあるのだが、かなりデフォルメされているところもあって「それはないやろ」と思うことしばしば。それでもなかなかにおもしろい。楽しめる。

       

      もしオレが上京せずにあのまま京都にいたら、今頃どんなオレになっていただろう。今はあの頃と違い、時代劇もほとんど制作されなくなり、撮影所自体どんどん寂れて行き、それだけでは食べて行けなくなって転職した大部屋さんもたくさんいると聞く。

       

      まあオレのことだから、たとえ京都にいても今のオレと同じく、その時その時を楽しんで、巡り来る仕事をしてしあわせにやっているだろうと思うけどね。

       

      でも「蒲田行進曲」…こういうの見ると、「お前さん、近頃何か忘れてやしないかい?」って言われてるような、そんな気がする。「いろんな人が情熱注いで作ったものに、お前さん、いっぱい感動してただろ。いろんな考え方、いろんな生き様、教えてもらっただろ」って。

       

      「いや、もちろん忘れてないよ。いっぱい教わったし、それを応用して生きてる部分もある。この体にだってきっと染み付いているから、多分そういうのが自然に出て来てオレを助けてくれているはずだよ」って思うけど、

       

      あらためてこのような機会に「蒲田・・・」など見ると、「んー、オレの人生に何か足りないかも…、やっぱ何か忘れてるのかなあ」などと思ってしまった。それは何だろう…。んー、やっぱ…あれかなー。

       


      …と、こんな時間(午前3時)にブログアップしてるけど、昼間寝たりしてたから眠くないんだよね。でも風邪治すためには寝たほうがいいかも。とにかくあと三日休めることになったので、安静にしてしっかり風邪追い払って元気になろう。

       

       

       

      JUGEMテーマ:日常

      | 映画・ドラマ | 03:04 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
      キャサリンシリーズ
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        思た通り、シャーロット・ケイト・フォックスの「キャサリンシリーズ」の第2弾が先日OAされましたねー。

        「ほれ見ぃ、オレが前にブログに書いた通りやろ」などと自慢するつもりは毛頭ないですけどね。1作目の出来はメッチャ良かったとオレは思てるし、シャーロットの都合や気持ち次第ではシリーズが続いても当然やと思てます。オープニングのタイトルアニメーション、あれを見ても、あれが「お決まり」になるんやな…と。





        今回も前回同様、日本俳優陣のヘタな京都弁なんかほとんど聞かされることなく、標準語中心で自然にストーリーが展開して、感動的ですらあったと思います。ただ、一コだけ難がある言うたら、唯一京都らしい京都弁を使える、作品の原作者の娘さんでベテラン女優さんの、ちょっとおちゃらけ気味の演技が逆に目立って浮いて見えたっちゅうとこですね。ちなみに、キャサリンの恋人・浜口一郎役の谷原章介さんなんか、彼女に絡む芝居の時、彼女の大げさな浮いた芝居にがんばって無理にも合わさんと、そのシーンが全体の中で不自然に浮いてしまうように思えました。それだけに谷原さんが芝居が上手いっちゅうことになるんやろけど、ストーリーに入ってる時に俳優さんの演技が上手いとか下手とかゆうことを感じてしもたら作品的にはアウトやないかなと思うわけです。



        どこかのサイトで、前回のシャーロットの日本語のセリフが「棒読み」などと評している人がいたけど、その人、何をもって「棒読み」と言うてるんかオレにはわかりませんでした。シャーロット演じるキャサリン・ターナーは、アメリカ副大統領の娘で大の日本通とゆう役どころ。日本語を日本人のように感情の起伏に合わせた口調で日本人らしく話せるわけがないし、逆にそんなに上手に話されたら反って不自然やとオレは思います。あれで充分。いや、それどころか見事にハマってたんちゃいますか。


        キレイやし。

        ストーリーが自然に流れること、人物のセリフの言い方やその内容が適切であることは、そのドラマの重要な要素やと思います。何ものにも邪魔されず登場人物に感情移入出来ると、よりそのドラマを楽しめるさかいねー。

        たとえば俳優さんが生粋の京都人を演じていて京都弁を話しているはずやのに、それが京都弁に聞こえんかったらその時点でそのシーンは「ウソ」で、言うたらそこはそのドラマの汚点っちゅうことになるんちゃうんかなー思うんです。

        あと、オレがドラマを見ててしょっちゅうガッカリするのは、サスペンスものや刑事ものなんかで、たとえば、ジョギングでもしている人がいきなり立ち止まり、茂みの影に何かを発見し、「何やろ…?」と思てゆっくり近づき、その全貌を見て突然「うわぁーーー!!! し…死んでるー!」と叫んで尻もちをついてワーワー言いながら逃げ去るシーン、それとか、たとえば人々が行き交う雑踏で、突然一人が苦しみだしバタッとその場に倒れた時、まわりの人がいきなり「キャアーー!!」とか言うてその倒れた人のまわりに直径何メートルかの空間が出来るシーン。そうゆうのを見ると「それはないやろー」と一気に気持ちが冷めますねー。

        ジョギングしててチラッと何か見てピタッと止まります? 思わず二度見するとか、通り過ぎてから気になってスピード落として引き返して来るとかしません? 人が倒れてたら「あの…大丈夫ですか?」とか聞いてみたりしません?

        その何かがどうやら人間らしいとわかっても、またたとえ「まさか死体やないやろな」と思ても、いきなり悲鳴はないんちゃうかなー。いきなり叫んでしまうほどグジャグジャの世にも恐ろしい姿の死体やと瞬時にわかるんやったら別やけど。

        それに、人ごみの中で急に誰か倒れても、そんなんたいがい何が起こったんかわからんのとちゃいます? 突然ドッカーン!! と大音響でもしたんやったら、そらみんなワーキャー言いながらそこから離れるやろけど、人が倒れたのなんか見てへん人もいるはずやし、見てても気にせえへん人もいるし、まあ、ああはならへんやろな。だいたいが唐突過ぎんねんなー。

        まあドラマにはそれぞれの性質もあるし、尺の問題やら、そのロケの時の天気やら、俳優さんとかエキストラさんらの演技力やら、諸々スケジュール的なことやらもあるし、わざとそういう形の演出をする場合もあるし様々で、見るほうもある程度そんなんわかってて楽しんでたらええんやけど、ウソの言葉を使うたり、カタチだけの演技で構成されるシーンを入れて、バレバレでガッカリする人が出るようなドラマより、全体的にちゃんとしたドラマのほうがええんとちゃいますかねー。そのほうがちゃんと見る人も適当に見てる人も合わせて、より多くの人が楽しめるんやないかなー。

        しゃあけどオレは、このキャサリンシリーズを作っているテレビ朝日は、なかなかハイクオリティーなドラマを他にもいっぱい作ってると思てます。大好きですねー。

        キャサリンシリーズ第3弾はやっぱ9月頃ですかねー。楽しみにしてます。



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        | 映画・ドラマ | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
        赤い霊柩車シリーズ
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          それにしてもアッコはんと黒沢せんせは、一体いつになったら結婚しはりまんにゃろな。そやかて考えてもみてくださいな。フィアンセフィアンセ言うてもう24年にもなりまんにゃで。



          ゆんべ第36作目の『惻隠の誤算』ちゅうのんが放送されましてんけどね。この字ィわて読まれしまへんでぇ。意味かてよう知りまへんがな、むずかしゅうて。まあそれはあとで調べたらどうにかなりまっけどな。それより先にどうにかせんとあきまへんのはアッコはんと黒沢センセでんがな。アッコはん、女優の片平なぎさに似て、たしかにキレイはキレイでんねんけど、さすがに24年も経つとそれなりにちごうてきまっしゃろ。黒沢センセかて右に同じどす。いつまでもフィアンセ言うてる場合やおまへんで、ほんまに。



          せやけど24年前の第1作目と2作目の黒沢センセの顔は全然今とちごてましたなあ。1作目は美木良介、2作目は国広富之っちゅう俳優さんに似てはりましたワ。ちなみに黒沢センセ、「春彦」っちゅう名ァどすけど、山村美紗センセの原作では「秋彦」ちゅう名ァやったらしいどっせ。一体どないな理由でそうなったんでっしゃろな。春と秋では季節の逆立ちでんがな。まあほんなことどうでもよろしおまっけどな。

          え? わてでっか? わてはホレ、我が石原葬儀社の先代社長の時からずーっとお仕えして来て、2代目のアッコはんの社長としての教育係兼1級葬祭デレクターの秋山隆男でんがな。忘れたらあきまへんがな、忘れたら。ちなみにわては大村崑さんに似てる言われますけど、ここだけの話、原作ではこんなおっちゃんとちごうて30代のバリバリの独身やったんどっせ。わるぅおましたな、こんなおっちゃんで!



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          | 映画・ドラマ | 20:15 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
          映画って…
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            映画なんて芸術だ!

            …と今夜は思った。

            テレビで2013年のアメリカ映画「パシフィック・リム」という怪獣映画を観た。菊池凛子と芦田愛菜が出ているというので観たんだけど、正直、何が何だかまったくわけがわからない映画だった。

            わけがわかってちゃんと楽しめる人もいっぱいいるんだろう。わからなくても楽しめる人もいるだろうし、わかっても楽しめない人も。

            そういうのって、いろんな絵画や彫刻などのアートみたいだと思う。

            でも映画って…、

            オレが子供の頃、親父が地方の映画館主だったこともあって、かなりたくさんの映画を観て来た。当時は映画が大好きでお気に入りだった作品もずいぶんあったけど、それを今、何かの機会に観た時、「えっ?! これがあの頃観て大感動した映画??」などと拍子抜けすることがままある。

            …そういうものでもある。
            時代や、自分の年齢、状況、ものの考え方の変化などによって、同じ作品でも感じ方がずいぶん違うもの。

            ビデオデッキが登場し、テレビの番組を録画できるようになった頃、まだ何たら洋画劇場などという番組がたくさんあって、テレビで古い映画をいっぱいやっていて、オレはまたずいぶんな本数の映画を録画して、かなり処分はしたものの、今も多分百本以上は残っている。一応ビデオテープの再生機器も残っているので今度久しぶりに引っぱり出して何か観てみようかと思う。






            以上「パシフィック・リム」より


            JUGEMテーマ:テレビ番組
            | 映画・ドラマ | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
            俳優・窪田正孝
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              オレの好きな俳優さんの一人に、窪田正孝クンがいます。

              まあそんなにいっぱい彼の出ている作品を見てるわけでもないんですがね。
               

              先日OA最終回だった「デスノート」はなかなか良かったと思います。窪田クン、ハマってたと思います。オレは原作を知らないから素直に見ることが出来ました。

              最終回の、自分がキラであることを暴露し炎に包まれて死んで行くまでの延々たる窪田クンの熱演にはかなり惹き付けられました。撮影後、もしかしたら目眩とか貧血でも起こしたんじゃないかと思うほど、すべてを出し切っていた気がしましたね。

              余談ですが、撮影とか舞台ではオレにはその「目眩」の経験があります。

              あれはVシネマの制作が盛んだった頃、オレも無名ながら何本かに出させていただいており、その中の一本、多分「フランス書院シリーズ」(違ったかな?)のちょっとエッチ系の作品で、女子生徒を犯す悪徳教師の役でまさにそのシーン。決定的なとこまではやってませんが、とにかく一人の女子生徒を理科室かどっかで襲うというところで、とくにアクションの指定はなく「自由にやってください」と監督に言われ…。

              相手役の子はとにかく抵抗してればいいわけだからある意味ラクで、でもこっちはどの程度のことをしていいのかもわからないまま「ヨオイ、スタート!!」とカチンコが鳴りました。するとまあ体は勝手にそれなりのアクションをするんですが、役者である以上はただ何が何でも犯す!というつもりでやるんじゃなく、緩急を交え、カメラの位置を考え、やはり自分よりも相手の女の子の表情を見せるようにしなきゃ…とか思ってやってました。

              しかし相手役の子はやられまいと、こちらが何をやってもとにかく真剣に強い力で抵抗するのみ。こりゃあいくらいろいろ考えながらやっても相手には通じない、相手以上の力でかかって行かないとこっちが負けてしまいシーンとして成り立たない…と途中から「見せる」なんてことは考えずもうがむしゃらにやることにしました。かなり長い時間に感じました。

              結果は一発OK。「迫力あって良かったですよ」とか言われはしたんですが…。その時オレは息が上がり目眩クラクラでした。なんせ日常でやらないこと(当然ですが)だから、その行為で使うエネルギーの出し方、筋肉の使い方、それに尋常でない神経の使い方をし、相当に疲れてしまいました。計らずもエネルギーを出し切った…とでも言うか。

              つまり、出し切るとクラクラするわけで、オレの場合は別に見る人を惹き付けたりはしてないだろうし窪田クンのそれと一緒にしてはなんだけど、彼も「OK!!」のあとは目眩がしてたんじゃないだろうかと思いました。

              ちなみにオレはそのVシネ見ていません。カットのあとのシーン確認の時もオレはハアハア状態だったし見る余裕もなく、もし見たとしたら、多分オレ自身はそのシーン、納得いってなかったと思います。

              なんか余談が長過ぎるので、もう一個のオレの「目眩クラクラ話」は省略して話を戻しますね。

              窪田クン本人に会ったことはないんですが、7〜8年前の彼主演のテレビドラマ「ケータイ捜査官7」にオレもちょこっと出させてもらったことがあります。ほんとにちょこっとだから詳しくは書きませんが、あえてちょこっと書くならば、オレの出ていたその緊迫のワンシーンは、ヘタクソなオレでもとくに違和感もなくごく自然に流れて行っていた…と思います。そこはあの三池崇史監督の手腕、編集技術などの素晴らしさに負うものだと思います。

              「ケータイ捜査官7」は窪田正孝クンには主演として2本めの作品だったと思いますが、実にナチュラルな演技をしていて好感度抜群だったと記憶しています。今回の「デスノート」のキラ役もけっこう好評だったみたいだし、今後がとても楽しみな俳優さんだと思いますね。






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              江戸城は悪の巣窟か!?
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                テレ朝早朝4時「おはよう!時代劇」只今「暴れん坊将軍」第9シリーズ連日OA中。オレは録画して毎日のように見ているが…。

                こうも毎日見ていると、吉宗の時代、お江戸にはよくもまあこんなにもたくさんの悪党どもが跳梁跋扈していたものなのか!…と思っちゃうんだよねー。(あ、でも現代の実社会もいけないことする人だらけだしそんなに違わないっちゃあ違わないんだけどね)

                しかも悪党どもの親玉は必ずと言っていいほど千代田のお城に勤める幹部クラス。吉宗の直属の部下。毎回吉宗が「成敗!」してるんだけど…、

                この分ではまだまだ江戸城には悪党がおりますぞ、上様! ともすれば上様が悪党の影の大ボスだと思われかねませぬぞ。シリーズは長うござりまする。早急に何とかされませぬと上様が成敗されてしまいますぞ!




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                よかった、キャサリン!
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                  そー来ましたかテレ朝さん、プロデューサーさん! 途中まで気づきませんでしたよ、あまりに自然な流れで。ほとんどの俳優さんに京都弁をしゃべらせなかったんですねー、紅葉さんと一部のチョイ役の方以外は。

                  あらためて考えると京都の華道界の人間が京都弁をしゃべらないのも不思議な気もしますが、でも不自然なしゃべりを聞かされるより標準語のほうがはるかにナチュラルでよかったと思いますね。ありがとーございました。

                  そして名探偵キャサリン役のシャーロット。お見事でした。素敵に主役を務められました。アメリカ副大統領の娘らしさ、オレには充分感じられたし、日本の京都という特殊な土地の、華道界という特殊な世界での殺人事件をほとんど違和感なく推理・謎解きしていました。「マッサン」でもその演技は高評価されたみたいだけど、すいません、オレはアレ、一度も見てません。シャーロットの醸し出す雰囲気・演技力、恐るべし!

                  浜口一郎役の谷原章介さんも見事にハマってました! キャサリンの二人のSPも時々「ムフフ」「アハハ」と笑わせてくれてGOOD!

                  オレはとにかく山村サスペンスには必ず出ておられる山村紅葉さんと誰かのチャラけ過ぎてクソやかましい、ドラマには不自然なヘタなコントシーンが大っキライで、いつもウンザリしながら見ていたんだけど、ここでは紅葉さん、そーゆーとこをかなり抑えて普通にいい演技をされてて、そこもよかったですねー。

                  そう、全体にオレはいい作品になっていたと思いますね。楽しめました。あと、キャサリンが歌を披露したあそこ…京都の超有名なライブハウス「拾得」ですよねー、すっごい昔からある。オレも京都時代行ったことあります。

                  ネットで見たらこのドラマ、先にテレ朝がシャーロットで何か1本…って決まってて、いろいろ考えた結果、山村美紗作品の中でもとくに制作がむずかしそうな、外人さんが主人公のこれが選ばれて作られたみたいですね。そこもお見事です、プロデューサーさん。

                  とにかく、ぜひまた見たいドラマでした。シャーロット・ケイト・フォックスの「名探偵キャサリン」。シャ〜リィ〜〜! カムバァ〜〜〜ック!! です。






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                  名探偵キャサリン
                  0

                    もしかしてもしかすると、来る9/5(土)にテレビ朝日でOAされるドラマスペシャル「名探偵キャサリン」はオレが待ちに待っていたドラマになるかも知れない!

                    オレは、何を隠そう、今は亡きあの女性推理作家・山村美紗作品の大ファン。中でも一番好きなのは、京都祇園の舞妓・小菊が画家の沢木潤一郎とともに身近に起こる殺人事件を推理し犯人に迫って行くというシリーズで、

                    しかし実のところ、アメリカの副大統領の娘キャサリンが京都の大学の准教授・浜口一郎と一緒に事件を解決して行くキャサリンのシリーズは読んだことがない。アメリカ人の、しかも副大統領の娘がどんだけ日本を、さらに京都を、日本人の心の機微をわかっているのか…、そう簡単に日本の事件を推理・解決出来るはずがない…という思い込みがあって、その設定にはちょっと無理があると思っているから。

                    制作もまさかオレと同じように思われたのか、あるいはハマりそうなキャサリン役の外国人女優がいないせいか、このシリーズは設定を希麻倫子(キアサリンコ)という女性カメラマンに設定を変えてかたせ梨乃が演じシリーズ化されている。

                    そして今回、そのキャサリン・ターナーにあの「マッサン」でヒロインを演じたシャーロット・ケイト・フォックスが配役され、基本設定も原作に近い形で…ということらしいので、けっこう期待している。そしてテレビ朝日制作のドラマは常日頃クオリティーが高いとオレは思っているので。

                    しかしその反面、やっぱり設定が特殊なだけに「大丈夫かぁ?」という思いも拭えない。1988年〜1989年そして1999年にやはりテレ朝で制作・OAされたオレの大好きな舞妓・小菊のシリーズも、その舞台が古都京都でしかも祇園花街という特殊な背景だけに、演じる俳優陣が一番大事な京都弁、しかも祇園言葉を使えてない上に、妙にオチャラケた方向の芝居をしていて、ないほうがよかったな…というシリーズに終わっている(あくまでオレ個人の感想)から。

                    キャサリンシリーズも山村作品である以上、当然舞台は京都。でもキャサリンが京都弁を使う必要はないし、アメリカ副大統領の娘らしさがあって、日本の、そして京都の事件を推理解決出来るだけの説得力さえあればいい。

                    むしろ周りの純然たる京都人を演じる俳優陣の京都言葉が自然かどうかが心配。どうやら京都の華道界を背景に事件が起こるようなので、そこはしっかりと正しい京言葉が必要だと思う。気持ちワルイしゃべりはいらない。

                    いかん! 書き進めて行くうちに、最初の「期待」が薄れて来てしまった。とにかく、シャーロットのキャサリンに期待しよう。






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                    水戸黄門スペシャル
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                      あれこれ人気ドラマに出ている俳優さん、けっこうしんどいですねー。いえ、その労働がってのではなく、何と言えばいいか…、自分が演じるそれぞれの役のイメージの作り方と言うか、コントロールが。

                      待望の娯楽時代劇「水戸黄門」がついに先日OAされました。

                      で、その中の助さんですが…、オレには「相棒」の陣川クンがチョンマゲしてるって思えてしょーがなかったんですよ。もちろんおそらく陣川クンの…じゃなくて原田龍二のせいではなく、オレにとっての「相棒」がビッグ過ぎて、時々しか顔を出さないにもかかわらず陣川の印象がけっこう強いってことなんでしょーけどね。「相棒」はもう何度も何度も再放送されていて、人をイラつかせる陣川のキャラはやっぱ目立つから…。助さんはイラつかせませんけどね。

                      思えば今の黄門様もオレなんか最初の頃ずーっと昔里見さんが演っておられた助さんがダブって見えて仕方なかったですからねー。

                      ま、それはおいといて…

                      今回の「水戸黄門」、シリーズ物と違ってスペシャルだけに、例の印籠シーンなどいつものパターンと違えてましたねー。「控えぃ、控えーい! この紋所が目に入らぬか!」…ってゆーシーンがなく、芝居の流れで自然に印籠を出して正体を現してました。

                      テレビシリーズでもずーっと昔は「控えぃ、控えぃ」はなかったんですよ、たしか。いつの頃からかアレがパターン化して、なくてはならないシーンに定着したってことです。オレが斬られ役やってた頃は毎回控えさせられ平伏してました。

                      あともうひとつ、最後のどんでん返しにはしてやられましたね。通常だと石橋蓮司さんは悪役で、田村亮さんは善人役ってイメージじゃないですか。これもパターンから外れていて、だからにわかには信じられず「えっ? そーなの?」って、なんか釈然としないってゆーか…。あ、こんな書き方じゃ今回の見てない人にはどーゆーことだかさっぱりわかりませんよねー。でも、説明してるとめっちゃ長くなるし…。

                      まあ、とにかく今回のスペシャルはいつものパターンと違ってたってことです。オレは…どっちかってゆーと、いつものパターンが好きですね。「ここにおわすお方をどなたと心得る! 畏れ多くも先の中納言、水戸光圀公にあらせられるぞ! ええい、頭が高い! 控えおろう!」というの、聞きたかったです。

                      世の中、良い人に見えて悪い人、悪く見えて意外とそーじゃない人、たしかにいますが、やっぱ時代劇はワルはワルらしく、善人は善人らしく見えていーんじゃないかって、オレは思うのですが。だから今回の水戸黄門スペシャルはいまいちだった…というのがオレの正直な感想でした。




                      斬られ役・スタントマン時代のオレです。20才前後ですね。


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                      OMOUKOTO(思うこと)
                      つぶやきはあくまでつぶやきであって、それがたとえつぶやいた本人の本心であっても、「あー、腹減ったなー」程度のレベルのもので、他人を巻き込んだり、何か重要なことを決定するものでもなければ、真剣に受け取らなければいけないものでもない。だが時につぶやきは、そのつぶやき方によっては、それを聞いた者にとてつもない不快感や災いを与えたり、傷つけたりすることがある。ともすれば、人を死なせてしまうことさえも…。つぶやきはわざわざ他人に聞かせるものではない。一人でボソリと口にすればいいものだと思う。20170201
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