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大阪門真市の住宅街・通学路の自動車暴走事件。
幸い大事故には至らず犯人たちは殺人未遂で捕まったが、当然あれは殺人行為、きびしく罰せられるべきだと思う。
犯人は「小中学生が道路に広がって歩いているので懲らしめてやろうとしてやった」と話しているそうだが、その動画をネットにアップして遊んで喜んでいるとしか思えず「懲らしめる」という目的などまったく無縁の行為に見える。
ところでオレはいつも危惧するのだが、この事件のニュースを見て聞いて世間の人々は一体どう思ったんだろう…。おそらくほとんどの人々は犯人に対する憤り、軽蔑、そして危険なめに合わされた言わば被害者の小中学生たちへの同情、そして死者やケガ人が出なかったことへの安堵感…と、まあそういったところだろうか。
オレが期待したいのは、それ以外に被害者たちの「良くない行い」にぜひとも着目して欲しい…ということ。それは何か…? それは、犯人がご丁寧に指摘してくれている…みんなが道路に広がって歩いている…ということだ。
これはホントによく見る光景だ。小中学生だけではない。大人にもそんなのはいっぱいいる。何人かでツルんでいる人々はよくやっている。一人ででも道の真ん中を歩いてる人がいる。たとえばスマホを見ながらとか。
歩道など横一列で他人を通せんぼしながら歩いている。歩道があるのに車道を歩く人もいる。うしろから歩いていて追い越したくても気づいてくれず、正面から歩いて行ってもこちらが見えているはずなのに見ていない。だからぶつかる。
タクシーやバスに乗っていてすぐ前を歩いている人(また自転車の人も)が、なかなか避けようとしないケースにもイヤと言うほど出くわす。
そういうのはハネてもいいことにしようよ…とまではもちろん言わないが、ドライバーは怒りのクラクションくらい鳴らしたくなるのではないだろうか。まあそのドライバーが歩行者になった時同じことをしていたのではどうしようもないが…。
とにかくそういった歩き方が迷惑極まりないことは間違いない。
しかし犯人たちも、ホントのホントに道に広がって歩くのが迷惑でいけない行為だと思うのなら、もっとまともで誰もがうなずける行動でそれを提議すればいいのに。殺人行為などもってのほかだ。誰にも何も伝わらない。
残念なことだけど、今回だってオレが書いたようなとても大切なことを事件から感じ取った人はとても少ないと思う。世の中の出来事は、良いことも悪いことも必ず何かをオレたちに教えてくれている。出来るだけ多くの人々にそれを感じて欲しい。考えるということをして欲しい。
それをしないから事故やトラブルはなくならない。争いも絶えない。戦争も起こり得る。
ものは考えよう…。世の中は、平和になる・しあわせになるチャンスで満ち溢れている。
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